ビールも環境配慮型 缶ビールのCO2が60%減!おすすめなの? イラストの意味は?

いつものように、マイ冷蔵庫のコンビニに行くとサントリーのプレミアムモルツの不思議な缶を発見。緑の文字で大きな木の柄のプレミアムモルツがありました。別のビールとまちがいそうな感じもしましたが。でも、どうして緑なんだろうと、よくよく見るとCO2を60%削減している缶とあります。ビールの缶に緑色のイラストのプレミアムモルツとは? CO2、炭酸ガスを削減ということは環境配慮?60%削減とは? ビールの神泡で売りのプレミアムモルツですが、おすすめポイントは何なのか? 少し考えてみました。

何か意味深なビール

「ええっ!? ビールの炭酸ガスが6割減ったらシャブシャブになってしまわないか・・・」と思いましたが、缶をよくよくみると、アルミ缶を製造するときに発生するCO2を60%削減した「環境に配慮したプレミアムモルツ」でした。

なぜ60%も削減できるのだろうかというと、このプレミアムモルツのアルミ缶は全てリサイクルのアルミから作っているからだそうです。(缶についている二次元バーコードからサイトをみると、書いてありました)

缶ビール用アルミニウムの作り方

昔学校で、アルミは海底に沈んでいるボーキサイトを、電気精錬して作ると習いました。また、一般にアルミ製品は、すべて新しくボーキサイトからわ作るわけではなく、回収したアルミを混合して作っています。缶ビールのアルミ缶も同様で、回収アルミと新しくボーキサイトから作るアルミを混合作っていたのでだそうです。

しかし、今回購入したこのプレミアモルツ缶は、すべて回収したアルミからアルミ缶を製造しているので、その分精錬用の電力使用量が削減でき、すなわちCO2を削減することができると言うことだそうです。

世界初の100%リサイクルアルミ缶

なんと、缶の材料を100%のリサイクル材で製造したのが世界で初めてと言うのも驚きました。

そしてCO2を従来の60%も削減できるという事は、大変な成果なのだとも感じました。

大昔は鉄の缶だったのが、アルミになり、そしてどんどん薄くて軽くなり、そして今でははすべてリサイクル材を使えるようになったという事ですが、我々のエコに対する意思もあがってきたからなのだと思います。というのも、きちんと分別して回収できるように皆がきちんとやっているからこそ、このような成果に結びつくのであり、プレモルに限らずしっかりと分別回収して、ビール缶だけでなくチューハイや、炭酸飲料の缶にも活用してもらいたいものです。

分別回収のたまもの

しかし、これまで回収アルミ100%で缶ビール用の缶ができなかったのは、以前は一生懸命回収してても回収率が上がらなかったからなんでしょうね。SDGsが叫ばれてきて、回収アルミの量が増えたから、このようなことも可能になってきたんだと思います。

これからの世の中は、やはりこのようにきちんとリサイクルできるように、皆が気をつけて活動すれば、どんどん良くなっていくのでしょうね。みんなで力を合わせて、しっかり回収・リサイクルすることによって大きな成果を得ることが可能なのだなと感じます。

美味しさ、泡は変わらず

さて肝心の中身はというと、他のプレミアモルツと変わらず、おいしいビールは変わりませんでした。以前もらった神泡サーバーをつけてやると、同じようにおいしそうなきめ細かい素敵な泡ができて、おいしくいただきました・・当たり前でしょうけれど。今回は環境に配慮した缶ビールを飲んだぞというご褒美でプレミアムモルツをいただきました。

環境配慮のリサイクルアルミ100%のビール缶まとめ

次回からは家ではこの環境にやさしい缶を中心に、環境に配慮した素敵な酒飲みになってもいいのかな・・・と言思う今日この頃です

ちなみに、サイトの情報では、私の行ったコンビニにはプレミアムモルツしかなかったですが、プレミアムモルツ香るエールの環境配慮型缶ビールも発売されているということです。

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