【オホーツクビール】『オホーツクピルスナー』は日本初! オホーツクビールのピルスナーとは? クラフトビール:北海道

パブブルワリーが一般化されるきっかけとなった酒税の規制緩和。年間の必要生産量が60KLとなったと同時に、免許申請・許可された日本初のクラフトビール会社が、オホーツクビールです。地方創生を地でいく北海道北見地方の活動が身を結んだ、そんなビール会社だと思います。
日本初のクラフトビール会社としてか、テレビでも数多く取材をうけておられます。クラフトビールファンなら一度は行ってみたいブルワリーです。
多くの定番、季節限定のビールを製造されていますが、その中でも定番中の定番の”オホーツクピルスナービール”をご紹介します。

【オホーツクビール】とは

ドイツバイエルンを訪れた視察活動の結果、帰国後北見地方でビール研究会がつくられ、北見地域開発研究会へと発展。ビールの規制緩和の波に乗り、北見地方の企業・個人で設立したオホーツクビール株式会社がビールの製造免許を申請。 1994年酒税法改正後、日本で初めてビール製造内免許を取得し、ビール製造本免許も取得してビールの製造が開始されたとのこと。

製造設備
・仕込装置・・・・・・ドイツ Schulz 社製 1KL用
・発酵兼貯酒タンク・・1KL ×12基、2KL ×4基
・製品タンク・・・・・1KL ×3基
最大製造能力:250KL

オホーツクビールでは、酒税法改正後での日本初の製造免許会社として、現在では年間250KL(小瓶で75万本!!)も製造できる設備を備えた、パブブルワリーとして製造・販売活動をされています。

ビールの種類 『ピルスナー』 とは

国産のメジャーなビールのほどんどが、このピルスナータイプのビールです。古くはドイツの冷凍技術があって初めて世に出たビールになります。日本ビール検定公式テキストにはこのような紹介文が掲載されています。

1842年にボヘミア(現チェコ共和国)のピルゼンで生まれた下面発酵ビールで、ボヘミアビールの象徴ともいえます。市民醸造所でつくられたピルスナーウルケルがオリジナル。ホップの効いた爽快な香味の淡色ビールで、このタイプのビールは世界中に最も普及しています。日本の淡色ビールも多くがこのタイプです。

日本人には馴染みの深いタイプのビールが、このピルスナービールです。

【オホーツクビール】『オホーツクピルスナー』見た目・パッケージ

『オホーツクピルスナー』はオーソドックスな、330mlの細長い瓶に、シンプルな防水の白いラベルが貼ってあります。ビールの種類を示す文字だけでスッキリした感じのセンスの良さが伝わってくるラベルです。またネックラベルにある北海道の地図と北見の位置表示が目を引きます。
ビールには関係ないのですが、知らなかったと改めて認識させていただいたのは「オホーツク」の英語表記が「OKHOTSK」という綴りだということです。まだまだ知らないことが多く勉強させていただきました。

【オホーツクビール】『オホーツクピルスナー』原材料

『オホーツクピルスナー』の原材料としては麦芽とホップのみで、バイエルンで勉強してきたままの基本に忠実な、欧州のビールをお手本に醸造しているということを主張されている感じがします。外国産と国産の麦芽をブレンドしたものとなっています。

【オホーツクビール】『オホーツクピルスナー』味わい・飲みごたえ

『オホーツクピルスナー』を充分冷やして、栓を抜きグラスに注いでみました。ピルスナーなので単色のビールとは思っていましたが非熱処理のビールでしたので、どのくらい酵母による濁りがあるのかと懸念していましたが、保どんど気になるような濁りも少なくきれいな黄金色をしています。伝統的な”ピルスナー”という色です。グラスに注いだビールの上にはきめの細かい泡でもっこりと。小麦の麦芽を使っているような泡持ちの良さそうなビールです。

ひと口飲んでみると麦芽100%だけあって濃厚感を感じる反面、ピルスナーのすっきりした感じがしてたいへん飲みやすいビールです。ホップの苦味も適度でファインアロマを感じます。全般的にはピルスナー特有のオーソドックスな甘味・苦味・酸味を感じることができます。注いだときにも思いましたが、麦芽100%と言う事ですが小麦麦芽を使っているかのごとく、きめの細かい泡で非常に飲みやすく口当たりの良いビールになっています。

適度な炭酸感でもあり、スッキリとオーソドックスでついついおかわりしたくなる、ピルスナービールと言うことでお勧めしたい一本です。

【オホーツクビール】『オホーツクピルスナー』どこで買う?通販は?

オホーツクビールの商品は、併設のレストランなどのほか、通販サイトでも購入できます。何種類かのセットで購入するのがいろいろ楽しめて良いと思います。ビールは非熱処理なのですが、クール便での配送で鮮度は維持されています。

【オホーツクビール】『オホーツクピルスナー』まとめ

『オホーツクピルスナー』はアルコール度数は5%と大手のビールなどと同じく、ピルスナーとしては一般的なものですし、香味に関しても安心して飲んで、ピルスナーって美味しいね と感じるビールになっています。酒税改正で日本で最初に免許されたホコリを感じるビールだと感じました。夏の北海道も暑くなってきていますので、オホーツクピルスナーをおかわりして、涼しさを求めてみたいと思います。

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