岩手県の雫石はスキー場で有名ですが、その岩手県に1996年開始のベアレンビールがあります。盛岡市と雫石で製造されるクラフトビールの各種「ベアレンビール」。この醸造所でつくられる瓶・缶に充填されたいろいろな種類のクラフトビールは、選ぶだけでも迷ってしまいそうです。2度も日本クラフトビール1位をとったこともあるようで、私も楽しみにしているクラフトビールのひとつです。口コミでも評判が急上昇しているのではないでしょうか。熊がマークになっていて大自然とがっちりとした醸造技師や職人をイメージしているようで、すばらしい自然に囲まれた醸造所で製造された醸造所を彷彿とさせます。私が思うに、このような大自然を背景にしたクラフトビールはまた格別でしょう。多くの種類のビールを生産されていますが、どのビールがおすすめか?ランキングをつけましたが、はたしてどれか気になりませんか?
ベアレンビールの種類と特徴
ベアレンビールにはたくさんの種類があり、選ぶのに迷ってしまいます。ホームページに紹介されているものすべてが、手近なところで入手できるわけではないので、近くのスーパーマーケットで販売されていたベアレンビールの中でも私が気になるラインナップからいくつかの特徴がありそうなビールを購入して試してみました。
まず、公式ホームページで見たところ、定番7種類と季節限定商品が多数でていることがわかりました。クラフトビールの会社は主に瓶ビールを主体に製造されているところが多いですが、ベアレンビールは瓶ビールだけでなく缶ビールも数多く製造しているところも特徴に私は感じています。
ビールの一般的な特徴とベアレンビールがクラフトビールでのこだわりポイントを合わせて紹介します。
★ベアレンビールの種類 クラッシック
クラッシック:ドルトムントビールというタイプでピルスナーの仲間です。下面発酵のビールでコクと苦味のバランスを良くしたビールだそうで、ベアレンビールの定番中の定番になっている。ドイツのドルトムントで生まれたビールの種類です。
★ベアレンビールの種類 シュバルツ
シュバルツ:ほのかな甘みが特徴の黒ビールで、ベアレンビールでは芳ばしさの中にまろやかさを持つ後味すっきりの黒ビールに仕上がっているようです。シュバルツとはドイツ語で黒を意味します。
★ベアレンビールの種類 アルト
アルト:ドイツのデュッセルドルフで発展した、銅褐色の赤っぽい色のビールです。アルトシュタットという町全体で造っています。麦芽の味わいと香りが豊かに醸造しているそうです。
★ベアレンビールの種類 ヴァイツェン
ヴァイツェン:小麦麦芽を使って醸造したビールで、独特の泡が特徴です。甘みもありバイエルン地方では特に飲まれています。ベアレンビールでは、ヴァイツェン酵母が醸し出すバナナやクローブを思わせるフルーティーな香りが特徴。
私がここで説明したいくつかのビールは定番ビールのものですが、それ以外にもベアレンビールでは季節限定のビールとして、ライ麦ビール、賞もとった百年麦酒、チョコレートスタウト、山葡萄ラードラーなどいろいろな果物を使ったフルーツビールなども醸造されており、岩手の大自然そのままを取り込んでいるようで興味がそそられます。本当に種類の多さにはびっくりします。
近くのスーパーマーケットでは複数並んでいるところが多く、東北エリア外での入手も比較的容易です。
書き出すとキリがないベアレンビールのラインナップ
★ 定番ビールのラインナップ
ベアレンビールの定番は七種あります。クラシック・シュバルツ・アルト・ヴァイツェン・ザ デイ トラッドゴールド ピルスナー・ザ デイ イノベーション レッドラガー・レモンラードラーということで、ドイツ風のビールを意識してラインナップされているようです、
★季節限定ビールのラインナップ
季節限定ビールはもう、キリがないくらいの種類です。限定なので季節ごとに飲めるビールもかわってきます。一例をあげると、ライ麦ビール・マイボック・百年麦酒・岩手ヴィット・ウルズス・コローニア・チョコレートスタウト・ミルクチョコレートスタウト・かぼすラードラー・岩手ゆずヴィット・山葡萄らドラー・・・・などなど
名前から想像できそうなものと、どんなものだろうと心躍るものとがあり、岩手に行って是非試してみたいです。
ベアレンビールの個人的ランキング
私の地元では、瓶のベアレンビールは残念ながら入手できなかったので、購入できた缶の2種類のベアレンビールを個人的にランキングしました。どんなものでも、好き嫌いは人それぞれですので、こちらの私の感想やランキングは参考にしていただく程度で、もちろんかまいません。物は試し!ぜひ一度ベアレンビールを試していただければ、あなた独自のクラフトビールの楽しさが広がるものと思います。
さて、私が購入したのは、トラッドゴールドピルスナーとイノベーションレッドラガーの2種類です。どちらが良かったかというと・・・
第1位:イノベーションレッドラガー:特徴である赤い色は、ドイツアルトシュタットで造られているアルトビールを彷彿とされる麦芽100%のビールでした。ラガービールのコクとガス感をしっかりと持ち、レッド麦芽の香ばしい感じを出している私好みのクラフトビールでした。
第2位:トラッドゴールドピルスナー:昔のピルスナーはこんなのだったのかなと思う、すっきりとして飲みやすいピルスナービールでした。コクや甘みはほどほどに、ホップ香も華やいだ香り強く苦味をおさえ、すっと喉の奥に収まっていくようなクラフトビールでした。
残念ながら飲み比べた時は缶ビールの2種類しか手に入らなかったのですが、最近スーパーをのぞくと他の種類も販売しているようで他の味も試せそうです。でも、たくさんの種類のベアレンビールですので、是非現地に赴き数多くの種類を試してみたいところです。
ベアレンビールのイベントでさらに堪能
ベアレンビールでは、岩手県への観光誘致も兼ねてと私は思いますが、いろいろなイベントが開催されています。その中でも私が行ってみたいと思っているのが、お盆時期に開催されるイベントです。特別に醸造されたクラフトビールとともに美味しい料理もあり、好きなビールを好きなだけ飲めるという最高のイベントです。私としては、機会があればぜひ伺いたいイベントです。
ベアレンビールが開催する各種イベントに参加して、岩手のクラフトビールのひとつであるベアレンビールを堪能してみるのもいいと私は考えます。
ベアレンビールをビジネスモデルキャンバスで考えると、お客さま本位の方針がみえてきた
ベアレンビールのビジネスモデルを、私なりにホームページやWEBの情報をもとにビジネスモデルキャンバスBMCを使って考えてみました。するといろいろなことが浮かび上がり、さすがベアレンビールと思うところが数々でてきました。
ベアレンビールのビジネスモデルキャンバスで私が特に特徴的だと感じたのは、顧客との関係(CR)でした。
ベアレンビールは創業1996年で長い歴史があります。30代の若さで創業された社長さんたちは今でも新しいことに挑戦されています。
特徴的な顧客との関係(CR)では、ビール会を開催。雫石を好きな、ビールを好きな人への印象付けに貢献。ベアレンビールをきっかけに雫石に来ていただく目的もあると考えました。当日は特別な醸造ビールもでるようで、お客さまの愛着が強くなるようなしかけも考えれおられます。
ベアレンビールの会社案内
会社名 ベアレンビール
代表者 代表取締役 木村剛
設 立 1996年10月17日
所在地 本社工場 〒020-0061 岩手県盛岡市北山1丁目3-31
雫石工場 〒020-0506 岩手県岩手郡雫石町沼返19-53
(引用:ベアレンビールホームページより)
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